オーストリア料理ってどんな!?…こんな感じです。

ウィーンの空港で日本からやってきた二人目のお友達をピックアップし、4人でライタベルグ(Leithaberg)のワイン有名生産者 ビルギット・ブラウンシュタインさんのご家族がやっている宿に向かいます。

WEINGASTHOF BRAUNSTEIN

とってもかわいいお部屋です。

(写真HPからお借りしました)

レストラン(ホイリゲ)もついていて、外のテラスでお食事ができます。今の季節は21時ぐらいまで明るくてとても気持ちがいいです。

オーストリア料理って日本では専門店も少ないし、あんまりぴんとこないと思うのですが、今日いただいたオーストリア料理はこんな感じです。

ターフェルシュピッツ(牛肉の煮込み料理)ポトフみたいな感じ。つけあわせはジャガイモ。

ヴィーナーシュニッツエル

肉をうすーくのばして、揚げたもの。つけあわせはこちらもジャガイモ…。
パン粉はついてません。パン粉がついたものはコトレットと別の名前がついています。仔牛と豚が使われますが、最近は豚肉を使ったものが多いみたいです。2枚も出てきてびっくり…!

今、シーズンのアスパラとイチゴのサラダ

オーストリアの料理はヨーロッパの中では、なかなかイケてると思います。

今まで訪れたヨーロッパの中では、フランス、ベルギーの次に美味しいと思います。フランスとベルギーがソースにこだわった繊細な料理が多いのに対して、オーストリアの料理は、野菜やフルーツなどがかなりおいしいので、素材そのものを活かしたものが多いです。

ただ、そこはやっぱりヨーロッパ。味の種類が少ないというか…

塩、コショウ、レモン、オイル、ビネガー、バター、クリーム 以上。
・・・

毎日ひたすらこれの繰り返しです。
生のトマトはサンドイッチやサラダに入っているけどケチャップは使わないようで、マヨネーズやマスタードも必要な時に添えてある程度。

日本だったらもちろんこれらの調味料も使うけど、醤油や味噌などの日本の調味料や中華やエスニックの調味料なども普通に日常生活に使いますよね。

あと、野菜もサラダを頼まないと摂取できないのがヨーロッパの料理の特徴かと…。肉は肉だけででてくるし、付け合わせはだいたいジャガイモです。そりゃ、ジャガイモも野菜ですけどね。こういう炭水化物のカタマリじゃなくて、レタスとかトマトとか食べたいですもんね。
「肉野菜炒め」みたいな肉と野菜が混在している料理は少ないと思いました。

あと量が多い〜!
今回みたいに数人いればシェアできますが、一人だとサンドイッチみたいなものを食べ続けるハメになります…。
そして高い。一皿10〜20ユーロ(1500円から3000円ぐらい)

欧米って家庭では一皿に盛って、みんなで取り分けるのに、外食では通常シェアせず、一人一つずつ食べます。日本でも最近はそうなのかもしれないけど、わたしが子供のころは家族一人ずつの分が用意されていました(まずゴハンと味噌汁は一人分ずつあるわけで)。でも外食ではシェアすることが多いです。こういう食事のスタイルが逆なのが面白いなと思いました。

それにしても、本当に量が多いので、食べ盛りでもない私たちには一人一皿ずつなんてムリムリ!
2人分を4人でシェアするぐらいでちょうどいいお年頃の私たちでした(^◇^)