チェンマイの空気

日本からアジアに出て、なにがうれしいかって、このゆるーい空気。

わたしは、空気があまり読めないというか、読めているのかどうなのかがよくわからず、これでいいのかどうか??といつもどこか緊張しているところがあります。(特に外国から帰国してしばらくの間が難しいの)

でも、一歩日本を出ると「空気を読む必要」から解放される。

日本って、「迷惑かけてはいけない」強迫観念みたいなのがあって、自分も迷惑かけないように頑張る分、迷惑をかけるヤツを絶対に許さない!!という雰囲気に満ちていて、とっても疲れます。
(というか、なんか前提が違ってるんだよね。失敗してはいけない、とか迷惑はいけないとか)

自分もマイペース、人も人のペースでOKというのがとってもありがたい。
お互い様なんだよね、やっぱり。

この寛容な空気がほっとします。

まあ、ここではわたしが外国人だから「治外法権」というか「しょーがねえな」と許されている部分もあるのだとおもいますが。

そして、人がぶらぶらと意味もなく外にたくさんいる!!

これもうれしい。

街にはベンチやイスがたくさんあるし、オープンカフェもたくさんあるので、常に人がたくさん外にいます。
いま、乾季なので外で過ごすのによい時期でもあります。
カフェ以外にも、一日中ベンチに座ってぼーーーっとしているオジサン(タイの男の人は働かないらしい)がたくさんいる。

いいですねえ!!

日本って、あんまりこういう意味もなくブラブラしている人っていないんですよね。
(ホームレスが襲撃されるとか異常ですから)
わたしのように田舎に住んでいると、移動は車だから道路を歩いている人をまず見かけないし、都心に出てもみんな「移動中」でしょ?
ゆっくり座れるところも少ないですしね。

そういうブラブラとしている人も含めて「寛容」な空気なんですよね。

※タイは微笑みの国といっても、微笑みの下に「喜怒哀楽」を隠しているらしい。
わたしにはもちろん読めませんが!

チェンマイのイヌはいつも熟睡zzz