おもしろニュージーランドエピソード!第3弾!

私が住んでいたNZ(2005年〜)、すごい!面白い!と思うエピソードをご紹介する第3弾。
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第2弾はこちら☆

その9.キウイハズバンドNZの夫のことをキウイハズバンドと呼びます。
NZでは女性が強く、当時は政治(首相や法)もトップはみな女性。団体のトップも女性が多い。
気が強く、腕も強く、たくましい女性たちに比べ、おとなしくてとっても優しいのがキウイハズバンド。ホームパーティをしても女性たちが食後のデザートとお茶を楽しんでいる間にハズバンドたちが、お皿を洗って後片付けをしてくれるのです。外国から移住してきた人も、この慣習にならって「郷に入れば郷に従えってね」とキウイハズバンドになります。やさしいだけでなく、釣りや狩猟、家のメンテナンス全般など「縁の下の力もち」的な頼りになるキウイの男性たち。
有名なジョークで「アメリカの家に住んで、中国人のコックがいて、日本人の妻がいて・・・」とありますが、キウイのハズバンドも加えてほしいところです。

その10.NZの天候NZは降水量が少ないのですが、まだ市街地以外は雨水をためて使うところも多いのです。
雨が数日降らないと本当に大変です。水は貴重品です。
まず、牧草が枯れ始めます。家畜が弱りはじめ、農作物も元気がなくなってきます。
こうなると食器の洗い方などに文句を言っている場合ではありません。
人間の飲む水もかなり制限されます。
私が住んでいた場所は、北島でわりと温暖なところ。
夏は最高気温28度ぐらい。冬は最低気温8度ぐらい。
エアコンや暖房器具の必要ないエリアでした。
夏でも朝晩は冷えることもあります。
もっと寒いエリアは雪も降るし、凍るし、大変です。
そういう地域には暖炉や薪ストーブがあります。

NZは南極に近く、そこにあいているオゾンホールから紫外線が降り注いでくるため、紫外線がものすごく強くて、日本の7倍です!
外に出てあびる紫外線の量は、10分弱で日本の1時間に相当します。
日焼け止めは必須。目を傷めないようサングラスも必須。
「紫外線情報」は天気予報で重要な情報。
皮膚がん(メラノーマ)はわりとポピュラーでした。「ちょっとメラノーマ取ってきたの」という会話はよくありました。私はメラノーマは大丈夫でしたが、シミは本当に増えました…。
この激しい紫外線を経験していると、日本の紫外線なんて笑っちゃう。

その11.キウイはテントが好きキウイは旅中でも、ホテルには泊まらない。まずは人脈をたどって親、親戚、友達、知り合いなどのところに泊めてもらう。家に泊めてもらうことも多いけど、庭にテントを張って庭にステイというのも、みなさんよくやってました。それが気持ちいいそうです。
年末年始のバカンスシーズン(夏)は、みんなビーチやキャンプサイトにテント張って大変。いつもは人がいなくて羊ばっかりのこの国で、なぜか年末年始のビーチだけは、ものすごく大混雑となる。この混雑ぶりが彼らには逆に珍しいに違いない。

(お庭でパーティ、紫外線除けにテントを張りました)


キャンプサイトにはテントがぎっしり!NZにこんなに人がいたんだと!思う)

その12.オフィスアワーが8時―16時家庭のおとうさんは16時には仕事を終えて家に帰ってきます!はやっ!
一応16時なのに、みんな15時半ぐらいから帰る気満々。
そのあたりが一番道路が混むのです。
みんな早く帰って家族で一家団欒です。

面白エピソード第4弾に続きます!