おもしろニュージーランドエピソード!第2弾

私が住んでいたNZ(2005年〜)、すごい!面白い!と思ったエピソード第2弾です。第1弾はこちら

その5.NZの英語大学生の頃、アメリカに住んでいたのですが、メンテナンスしてなくてすっかり忘れていた英語。でも、まわりのみんなが「絶対思いだすよ!大丈夫!!」って声をそろえて言うもんだから、本当にそうなんだと思い込んで、なんの勉強もしていかなかった私。
それが、全然思いださなかったのですよ。びっくり!

ってゆーか、よく考えたら太鼓判を押してくれた周りの人々も自分の体験に基づいていっているわけではなく「英語って一度覚えたら忘れないもんでしょ?」と勝手に思い込んでいるのにすぎないのでした。

まあ、不勉強な私がいけないのですが、NZの英語(キウイイングリッシュ)は、本当に聞きづらくて大変だったなー。
うわさのアレですよ。Dayはダイですよ。
Mondayはマンダイですよ。
これが、どうしても慣れなくて会話の途中にダイ(die死ぬ)って出てくるといつもドキッとしてしまう。
他にも単語自体が違う。フレンチフライはチップス、バスルームはトイレット、エレベーターはリフト、1階はグランドフロア(ゼロ階があるので一つずつずれる)、テイクアウトはアメリカではto go、NZではテイクアウエイ、すべてがこんな感じで、しょっちゅう「はあ?」といわれてた。
それから、私がアメリカにいたころはPCは一般的でなく使用したことがなかったので、パソコンって英語?ホームページって英語?メールするってなんていうの?ってイチイチわからなかった。

その6.手厚い生活保護NZは教育(義務教育)、医療(一生)は無料です!
すばらしい!この2つが無料というだけで、どれほど心安らかに人生を送れることか…。
しかしですね、実際は教育レベルは低いらしく、国際的に通用しないということで、子供をオーストラリアやロンドンに留学させるという親は多いみたいです。
医療は無料だけど順番待ち。(もちろん事故や大怪我などエマージェンシーは別です。)順番待ちしている間にまに合わなくて死んでいく人もわりといるらしい。この辺は死生観というか人生観が合わないとつらいかも。
自分のお金で民間の保険に入り、自力で何とかしている人もいます。
シングルペアレントへの保護もとても厚いので、入籍しない人も多いです。
生活保護も手厚いので働かない人もやはりいるようです。
病気で働けなくなったりすると政府が面倒みてくれます。
私のホストファミリーは、「NZではホームレスになりたくてもなれないのよ(笑)」っていってました。
車の保険も日本だと、対人に無制限にかけたりしますが、NZでは車両、対物保険しか必要ありません。ACCという公社が全額面倒みてくれます。これは国民だけでなく短期の旅行者、ワーホリ、ワークビザで一時的に来ている人にも適応されるようです。
なので、事故を起こした時にどちらが悪いとかどちらの保険をどれだけ使うなどもめることがありません。

その7.NZの銀行
私がいたころは8%(税引前)の利息がついていました。銀行にお金をいれておけば、勝手に増えてくれるんです。NZの人が政府の手厚い保護の上に、さらに銀行のお金が増えていくので、本当に生活の不安はないようでした。うらやましい!!

その8.NZの食べものNZも島国で、豊かな海に囲まれている!というのに、なぜかシーフードがおいしくない。
魚に興味がないのか、あんまり新鮮じゃなかったりする。
魚の食べ方といえば、フィッシュ&チップスぐらいしかない。(私はてんぷらのような衣をはがして食べてた)
あとはBBQ(これは美味だけどその魚まるごと一匹がなかなか手に入らないのです)。せっかく海に囲まれているのに本当にもったいないといつも思っていたけど、私に釣ってくる能力がないのでしょうがない。(NZでは釣りはライセンス制です)
時期になるとアワビや伊勢海老などが採れます。こういうものは、オトモダチの中に採ってくれる人がいる場合のみありつけます。
朝晩の寒暖差があり、気候もいいので農作物は甘くておいしかった。ただ基本的に旬のものしかないので、同じようなものばかり毎日食べることになるのと味付けが塩コショウばかりで飽きる〜。私はスーパーでキッコーマンの醤油とキューピーのマヨを確保していました。


(NZのソウルフード!?フィッシュ&チップス)

面白エピソード第3弾に続きます!