霊場恐山

恐山は役1200年前に、慈覚大師円仁によって開かれた霊場で、まわりを八峰の山に囲まれています。


門の前にたつと、それだけで厳かな気持ちになります。

山にぐるっと囲まれていて、岩が並ぶ「地獄」とその奥の美しい湖は「極楽」にたとえられています。

まずは地獄から…硫黄がもくもく出ています。


極楽が見えてきました。

沖縄の海のような明るいグラデーションです。

こちらは3.11の慰霊碑です。

全国から参拝者が訪れ、外国人も多く見かけました。

みんなココロの中にいろんな人を想いながら、歩いているのがわかります。
今はイタコさんは常駐しておらず、お祭りの時しかいないそうです。
昔はイタコさんに霊を降ろしてもらって、聴きたかった言葉を聞いたり伝えたかった言葉を伝えたりしたんでしょうね。

人は死んでもいつまでもココロの中に生き続けるんだなあと思いました。

恐山は、「なんとなく気味が悪い」とか「なにか憑いてきそうでヤダ」という人もいるのですが、そんな空気感はまったくなく、ひとかけらの邪気もなく、ひたすら浄化された清々しい場所でした。
常に供養されているからかもしれません。


【おまけ】
恐山に行く前にどんなところなのかgooglemapで調べてみました。

…なーんも載ってません。これじゃなんにもわからない…

この「霊場アイス」っていうのだけが気になります。
わざわざこれだけが出てるんですよ?



…ありました。

この日も15度を下回る寒さだったせいか、誰もいませんでしたけど(笑)