「中学生程度の英語ができれば外国で暮らせる」は本当か!?

これは本当によく聞かれるんですよねえ。

都市伝説!?なんでしょうか。

で、わたしの答えは「んなわけないじゃんっ!!」

と英語に苦労した私としては、ずっとそう思っていました。

だけど、最近また英語の勉強をやり直そうと思って、「高校3年間の英語を10日間で復習する本」というのを読んでみました。

いやー難しい!!
自動詞や他動詞、第5文型をとる動詞とか、独立分詞構文とか、英語よりも日本語の難しさにショーゲキです…。

わたしが海外にいった時、この高校レベルの英文法を使いこなしているか、というと全く使いこなしてない。関係代名詞も適当にthatをつけてつないでいるし、仮定法もたぶん間違って使ってるし、過去完了形とか使ったことないような気がする…。

そう考えるとタイトルのギモン「中学生程度の英語ができれば外国で暮らせる」は、半分正しいです。

なぜ半分か!?というと、中学1年から英語を勉強して、3年間分の勉強をした時点で、外国で日常会話に困らないかというと、困るような気がするから。

「中学生程度の英語ができれば外国で暮らせる」を正しく言い換えると

ある程度聞けて、語彙があって、自分の意見があって、ボディーランゲージや筆談などを使えるなら「中学程度の文法」だけでも殆どのことは表現できるので、外国で暮らすことは可能です。

ということだと思います。

あと、もうひとつよく聞かれる「聞き流すだけで英語ができるようになるのは本当か?」という質問。これは、やったことがないので本当のところはわかりませんが…

アメリカ留学時代に「50年住んでるけど英語ができない(話せない)」という移民一世の人はわりといたので、わたしは懐疑的です。

やっぱり地味に単語を覚えるとか、覚えたフレーズを使ってみるとかが必要じゃないでしょうか。

語学に近道はなさそうです^^;