ベトナムのバイクツアーに行ってみた話

今年(2014年)の1月にベトナムに行った時の話です。
私はふだん一人旅が多いのですが、この時は女友達と一緒でした。

ベトナムの街を友達と歩いていたら、現地の二人組に日本語で話しかけられました。
「街をバイクで案内してくれる(1時間500円)」というものです。

これはガイドブックにも、そして滞在ホテルからも「ぜーーったいについて行ってはいけない!!」と散々、注意を受けていたもので、「ついていかない」は常識です。

だけど、この時に出会ったフーさんとその自称弟の2人は、とっても勧誘がうまかった。

2人のうち日本語が話せるのはフーさんだけだったけど、3冊の小さなノートを持っていて、そこにはフーさんと市内観光に行って楽しかったキロクがびっしりと綴られていました。数年前からのキロクで、その日本人の旅行者たちと撮った写真もいっぱい。「このフーさんはとてもいい人です」とか「信用しても大丈夫」とかそんな言葉もいっぱいありました。

<フーさんと自称弟(下)>

戦略というものをよく知っているフーさんでした。

結局、私と友達はバイクでいろんなところに連れて行ってもらい、サンドイッチ(バインミー)を買ってもらい、地元の人が行くようなお店でベトナムコーヒーと肉まんまでおごってもらい、非常に楽しい一日でした。

メコン川の夕陽もみに行けました!

フーさんは本当にいい人で、一生懸命やってくれました。

ベトナムでも、技術や知識があって、自分の積み上げてきた信用や評価というものを上手に使って個人ビジネスしている人がいて、なんだかいいなあ〜と思いました。

P.S 私はたまたまいい人にあたったけど、ホントはついていかない方がいいですよ!