お寺と教会めぐり(福江島)
五島列島へのアクセスは、福岡、佐世保、長崎からそれぞれ船や飛行機で行けます。
私は長崎港からフェリーで福江港へ行きました。
所要時間2時間半ほどです。
福江港について、まずはレンタカーを借りました。
池田レンタカー(港から歩いて行けます。)
ここで地図やパンフレットなどをゲット。
お店の人が福江の地図を広げて、見どころを詳しく説明してくれました。
今回の目的は教会めぐりなのですが、スタートはお寺から(^^;
五島最古の寺であり最古の木造建築です。
空海さんが中国からの帰国の際にお立ち寄りになったそうで、そのころは明星庵という名前だったとか。
そのあと、皇室ゆかりの方がここに関わられたらしく(この正式な菊の御紋のついた灯篭)、皇室をあらわす「院」の名称に変わったとお話を伺いました。
本堂の天井には121枚の見事な花鳥風月の天井画が描かれています。
この色の残り方はすごいですね。
ここの場所は撮影禁止となっていましたが、フラッシュなしならOKということでした。
では、いよいよ教会めぐりスタート!
そして教会めぐりは福江市内の福江教会からスタートです。
【1.福江教会】おススメ!
教会内は基本的に撮影禁止です。
この教会は椿のステンドグラスが素晴らしい大きな教会です。
ここの教会の駐車場で「自称神父」というオジサンが10分ぐらい先の港まで乗せてほしいというので、後部座席に乗せてあげました。
そしたら教会や五島の歴史について語りだし「ぜひ見ておくべきところ」といって連れて行ってくれたのがココ。
六方というところです。
ここに最初の宣教師が上陸した歴史的に重要な場所なんだそうです。(この話の裏はとっておりません…)
【2.浦頭教会】ノアの箱舟をモチーフにしたモダンな教会
この部分は中からみると椿のステンドグラスになっています。
【3.堂崎教会】おススメ!
ここは現在、内部が資料館になっています。
フラッシュなしなら撮影OKとのこと。
当時の踏み絵やマリア観音が保存されています。
五島列島はどの場所も海と教会がセットになっていて素敵です(^^)
堂崎教会の前の海
民家のような素朴な教会でした。
中は昔の学校みたいな感じ。
【5.半泊教会】ここは本当に遠くて大変でした…。
(※昔の交通手段は舟のみだったため、海岸沿いに建てられている教会が多いです。現在は舟ではなく、車で行こうとするので大変、という意味)
けもの道みたいな細い山道をひたすら下っていくと海の真ん前にあります。
2世帯の家族が守っているそうです。
アイルランドからの浄財も使った教会
中は白い壁に水色の柱で、かわいらしい教会です。
ここで私が内部を見学している間に、自称神父さんが前の浜辺で綺麗な石をひろってプレゼントしてくれました。
すべすべのとっても綺麗な石。
この教会を後にし、自称神父さんを港に送り届け、一人での教会めぐりがはじまります。