小豆島の美味しいモノ♪ヤマロク醤油

小豆島の美味しいモノ♪ヤマロク醤油

去年、小豆島にきた時に「鶴醤」という醤油に出会い感激して買って帰りました。
一滴の中に旨みが凝縮されていて、醤油の奥深さとおいしさに目覚め大切に使っていました。

そして今回、この「鶴醤」を造っている「ヤマロク醤油」に見学に行くことができました。


ヤマロク醤油株式会社
〒761-4411 香川県小豆郡小豆島町安田甲1607
TEL 0879)82-0666
http://yama-roku.net/index.html

天然醸造というのは、培養の酵母や菌は使わずに長い歳月を経て蔵や桶についた微生物で醗酵させるもの。
醗酵も自然に始まり、自然に終わります。

この桶はひとつ6000リットルで、原料の大豆、小麦+塩水+麹菌(これは添加)を桶にいれて2年から4年という時間をかけて仕込まれます。

この桶は杉の樹で作られていますが、桶も自分たちで作っているそうです。

今、桶に入っている熟成中のものは「もろみ」というもので、醤油というより味噌に近い感じです。
醗酵が終わると絞り(自然の重みで時間をかけて絞ります)、火入れをして完成。
冬の間だけは火入れをしない生醤油が販売されます。

天然醸造の醤油は全国でもわずか1%…そしてこの1%のうちの半分が小豆島で造られています。
小豆島が気候的に適しているのは「湿度が少ない」「雨が少ない」「温暖」「風が吹く」という微生物の管理がしやすいこと。(そしてこの気候条件はオリーブの栽培やそうめんづくりにも適しています。)

数年かけて仕込まれた醤油のテイスティングもできます。

わたしが前回買って帰った「鶴醤」は一度絞った醤油をまたさらに桶にいれて熟成させる「再仕込み醤油」というもの。4年の熟成を経て商品になります。だから1滴の旨みがすごいんですね。お刺身などに合うそうです。

そしてもう一つは「菊醤」
こちらは濃口醤油ですが「鶴醤」に比べるとあっさりした味わい。こちらは煮物やめんつゆなどに使うとよいそうです。

そしてポン酢とだし醤油の4品。

通販もできますし、デパートにおいてあることもあるので見てみてください^^

そして、ここのヤマロクカフェでは、醤油スイーツが楽しめます。
「鶴醤」を使ったプリンをいただきました。

鶴醤で煮込んだ黒豆がのっていて、プリンもしっかり醤油の味がして美味しいです!
醤油の味がするんだか?よくわからない醤油スイーツも多いなか、かなり責めてますね^^
でもこれぐらい醤油の味がしてくれると食べ甲斐があります。

ヤマロク醤油の界隈は醤油蔵がたくさんあってとても風情があるエリア。
散策も楽しめます。

ヤマロク醤油の蔵はいつでも見学でき予約不要となっていますのでお気軽に訪ねてみてくださいね。