やりたいことが見つからない人へ

気になること、興味を惹かれることは片っ端からやってみればよい。
みんな、なにもせずに「わからないー」「みつからないー」っていいすぎ!

実際にやってみれば、好きかも、心地いいかも、そうでもないかも、大変かも…
などいろいろ思うことがある。

だけどやってみなくては、それすらわからないじゃないですか!
やってみて好きじゃないことは、いつの間にかやらなくなってることも多いし、やってみて好きじゃなかったら、いつでも辞めればいい。

そもそも…それほど好きじゃないことは、アンテナにひっかかってもこないし、気になったりもしないものです。

だからちょっと気になることは、やってみたらすごく好きなことだった!という可能性はかなりある。

こんなことを書くのは、「やりたいことや好きなことがみつからない」という人があいかわらず多いし、「どうやったら見つかるのか」と聞かれることが本当に多いのです。

答えは簡単で「見つからない」という人のほとんどが、なにもやってないのです。
脳内でシュミレーションしてるだけ。

そして、なぜシュミレーションだけで終わってしまうのかというと、オオモトをたどると「恐怖心」なんですね。
人のモチベーションというのは究極に限定すれば「愛」か「恐怖心」の2つだけです。

そこで脳内だけで完結してしまう人は、

潜在的になぜか「好きなことをやったらいずれ破滅する(バチがあたる)のではないか」という刷り込みがある。

・やって失敗したらどうしよう…という不安

・お金がない(実際はあるけれど使うことに抵抗がある)

・変化がこわい

・自分には才能がないのではないか(という現実をみるのがこわい)

・まわりの人になんていわれるだろう

・すべてを失うことになったらどうしよう

…などなどの自分ツッコミが脳内で入るんですね。
そして「やっぱり無理」となって、なにも変化が起きないのです。

わたしもそんな一人でした。
旅に出る前は、普通の会社員で毎月の生活と支払に追われ、仕事辞めて海外に行くなんて「やりたいけど、絶対無理!!!」なことでした。

当時、やりたいことを書いたノートをつくっていて、「やってみたいこと」を書きだしながらも最後にはいちいち「絶対無理」「難しい」って書いていました。
ほとんど無意識のうちに無理だと言い聞かせていました。
この思考のクセのような「絶対無理」と「難しい」をどうしてそんな風に考えるのかを自分なりにまた考えてみました。

そして、よく考えてみると自分の恐怖心のほとんどが実際の経験をもとにしたものではありません。その恐怖心すら脳内でつくりだされたもの、または刷り込まれたものなんです。

会社辞めて外国にいって、資金がつきて路頭に迷ったらどうしよう
などと考えるけど、実際、路頭に迷った経験があるわけではありません。いままで数々のピンチはあったものの、なんとか現在も生きています。

また、本当に実際、過去の体験から行動に移すことが怖くなっているなら…。

よく考えてみてください。
過去に起こったことと、これから起こることの間には何の関係もありません。
過去のことをクヨクヨ思い、これから起こることを心配していたら、あなたの人生(現在)はどこにあるの?

以前のわたしのように、人生このままではいかん…と少しでも思っているなら、自分が好きそうなことをまずは小さな行動にうつしてみてくださいね。

旅に出たいなら、「旅行計画を立ててみる」「貯金計画を立てる」ぐらいから始めてみれば、なんのリスクもありません。でも、一歩を踏み出さなければいつまでもそのままです。

好きなことをやってみて、それで失うものなんて、本当はなにもないんですよ


たまには後姿…