小豆島でオリーブの栽培が始まったのは、なんと明治時代

小豆島のオリーブを食べたのは5年ぐらい前とほんの最近。
それまでオリーブの産地だなんて知らなかった。

でも、ここでオリーブの栽培が始まったのは、なんと明治時代。
政府が輸入した苗を、三重県、鹿児島県、小豆島、の3か所に植えてみたけれど、うまく育ったのはこの小豆島だけだったらしい。
小豆島は斜面が多く水はけがよく、雨が少なく、日照時間が長くオリーブの栽培に向いていたとのこと。


※小豆島には「オリーブ園」と「オリーブ公園」のふたつがあって、場所も同じで、どう違うのかよくわからなかったのですが、オリーブ公園はいわゆる「道の駅」で、温泉もあり、敷地は広いです。ギリシャの風車はオリーブ園の方が近いかも。
オリーブの実(↓)

オリーブの森(↓)

最古のオリーブの原木(↓)

ギリシャ風車(↓)

小豆島とギリシャのミロス島姉妹都市だそうです。

さて、最近、オリーブの商品を加工販売している小豆島の「井上誠耕園」の新聞広告をやたらとみるけれど、よく見てみると販売されている商品はスペイン産のオリーブが原料。
だから、小豆島にきたら小豆島産100%のオリーブオイルなどを買いたい、と思っていたのだけど、これがどこにもない〜!!
オリーブ園もオリーブ公園にもない。
みーんな、スペイン、ギリシャ、イタリア、トルコのオリーブと混ぜられている。
えー、小豆島のオリーブはいずこへ??

それにしてもこの商品開発力はすごい。
オリーブそうめん、パスタ、らーめん。
オリーブを使った調味料、お菓子、化粧品、お茶…。
なかなかオイルにはまわらないのかな。

そして、たったひとつだけ見つけた小豆島産100%オリーブオイル、小さな小瓶でお値段は6480円…
高すぎて自分のためにはとても買えないものであった。

オリーブ園には次の日の朝、再度写真を撮りにバスで行きました。
オリーブ園と港を結ぶバスはわりと本数がある(1時間に1本ぐらい)ので、バスの利用もいいと思います。

小豆島では道路脇の街路樹もオリーブです!