東南アジアは生活費が安い!?はいずれ伝説になるのかも!
東南アジアは生活費が安い!?はいずれ伝説になるのかも!
3か月のタイ越冬生活を終えて、日本に帰国しました。
日本はまだまだ寒いですね〜〜!
3か月もタイへのプチ移住体験のブログ読んでくださってありがとうございました。
今後ともよろしお願いします。
2014年12月初旬から2015年3月初旬までタイのチェンマイにロングステイをしてみて思ったことについて、しばし書いてみたいと思います。
実際のところ今回は下見、予行演習でした。
住んでみたらどんなんかなあ?って。
いくら好きでも住んでみたらそうでもないかもしれないし…と思っていたのですが、実際住んでみて、ますます大好きになっちゃいました。
食べ物やチェンマイの人々、街の雰囲気など私は大好きです。
が、懸念材料も多少あります。それは…3年前と比べてチェンマイという街が…
■人や車が増え、空気が悪くなった。
■渋滞もひどくなり、移動に時間がかかる。
■物価が上昇して、安い安いと喜んでいられなくなった。
■約1年の間にショッピングモールが4つもできて雰囲気が変わってしまった。
■投機・投資目的のコンドミニアムが建ちまくって景観が変わってしまった。
チェンマイは、東南アジアの中でも物価の安い街として知られてきました。
しかし、以前のような「東南アジアで安く生活♪」のようなことはだんだん難しくなるかもしれない。
日本が長くデフレになり賃金が下がり経済が停滞している間に、東南アジアはどんどん発展している。日本がぼーっとしている間に気が付けば、どこも物価上昇(賃金も)で日本人の生活には打撃となっている。不動産も投機、投資の対象となり、サービスアパートメントもどんどん値上がりしている。さらに円安でバーツが高いため、物価上昇と合わせてダブルパンチをうけている。2011年に1バーツ2.6円だったのが、現在は3.6円のため同じ価格でも払う日本円は1.5倍となる。
チェンマイにもユニクロや大戸屋などがあるけれど、日本で買うより高いです。チェンマイで安いものは屋台などの食べ物と市場で買う食料品、そしてマッサージです。バーガーキングで、一番安いセットはWHOOPERとコーラ、ポテトですが、305バーツ(1150円)です。
チェンマイでヌードル50B(180円)、フットマッサージ30分70B(252円)という生活をしていると、外国のものはこのように日本で買うよりも高いため、わたしにはとても手が出ない状態です。
それでも現在年金を受け取っている人たちは、タイでの生活費よりももらえる年金額が多いため、貯蓄はどんどん増えていくといいます。でも、私たちの世代はちょっと無理かも…。
物価の安いタイにきたけれど、年々生活費があがって暮らせなくなり、カンボジアに移住した、という話もききました。
いまは日本企業が東南アジアの安い人材を使っているけれど、そのうち日本が一番安い、なんてことになるかも。
そして、人件費の安い日本に工場つくろうか、人件費の安い日本人を雇おうか、なんてことになるのでしょうか。
これからは、年金をあてにするのではなく…
■がんばって稼ぐ
■投資(株、FXなど)の投資をがんばる
■いっそ円安の今、タイで就職する
などの対策が必要かと思いました。